
突然ですが、ダーニングって聞いたことありますか?
可愛く服を直す方法ダーニングを実際したことを書いています。
ダーニングって言葉は私も知りませんでした。
ダーニングとは
- 破けた衣類などを「繕うこと」です。スーツのお直しのかけはぎのように目立たなく元通りに修繕するのではなく、あえて見せるやり方です。
- スーツなどの修繕方法かけはぎはとても技術のいる方法ですが、ダーニングは簡単です。素人にもできます。そして、自由です。
私は足の親指がそっていて靴下にすぐ穴をあけてしまいます。ボロボロになってしまったのなら諦めもつくのですが、足の先だけのことならもったいないと適当に繕ってはいていました。
適当にすると
- 縫い目が固まって肌に当たって不快
- 袋状になっているものはとても縫いにくい

ある日、本屋さんで「ダーニング」のムック本を見つけたのです。
愛らしいお直し


私の求めていたものだ!
本の付属品
- ダーニングマウス
- ダーニングスティック
- 針
- 糸(数種類)
- 糸通し

ダーニングスティックとマウスがあれば、左手を長いタイツに突っ込んで右手だけで縫うなんてしなくてもいいんです!

ダーニングマウス
広い面を繕う用。側面に溝があって生地を張るためにゴムをひっかけることができます。
ダーニングスティック
手袋の指先など細い部分用。

穴の開いた靴下で実際にやってみます!
ダーニングの手順

底に穴の開いた靴下にダーニングマウスを入れて輪ゴムで止めます。

糸を10cm残して一目縫います。

縦糸を縫います。

縦糸が縫えました。
横は機織りのように縦糸を交互に拾います。(写真は撮り忘れました。すみません)
2段目は1段目で拾わなかった縦糸を拾います。

終わりは玉止めをせずに、縫い込みます。
完成
- 織地のようになるので伸縮性があります。
- 糸や布の塊ができないので歩いても痛くないです!

足の裏だからいいけど、表だったら隠したいなあ。
隠したいと思えば布地と同じ色の糸でやれば目立たなくなります。
白いシャツをダーニング
着心地もよくお気に入りなのですが、肘が破けてしまった白いシャツをダーニングしてみました。ちょっと違う縫い方をしました。

写真がピンボケで見えづらいのですが、穴にあて布をしました。同じ生地はなかったので、手持ちの白い布をあてました。


あまりうまくできなかった…目立たないと信じて。
靴下の糸は、付属の毛糸をつかいました。シャツの糸は100均で買った白い刺繍糸です。
糸はダーニング用の糸も売られていますが、生地にあった糸ならなんでもいいと思います。付属の本にはしつけ糸も使うとありました。
まとめ
お気に入りの服ほど何度も着るので痛みがちです。少しの穴なら可愛く繕うのがおすすめです!

うまくできなくても自分用だし、お気に入りの服を捨てるくらいなら試す価値はあり!
ダーニングスティックとダーニングマウスをもっていない方は材料が揃うムック本が便利ですよ。
ムック本は初心者向けであまり例がのっていません。もっとダーニングを知りたい方はこちらもおすすめです!

自分で繕うとさらに愛着わきますね♪
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