
デジタル本って読みますか?
年齢的に紙の本育ちなのでデジタル本はそんなに読むほうではないのですが、Kindle Unlimitedがキャンペーンをしていたので入ってみました。
【5/10まで5%ポイント還元】「日経の本」ポイントアップキャンペーンKindle Unlimited
Kindle Unlimitedとは
月額980円でスマホやタブレット、PCからUnlimited対象の本を読むことができます。
Kindle Unlimitedで何を読むか?

今まで入らなかった理由でもあるのですが、読みたい本はUnlimited対象ではないことが多いんですよ…
ならば発想を変えてみましょう。読みたい本より、日ごろはあまり手を出さない本を中心に読むことにしました。
私が日ごろ読まない本
ビジネス書
- 大きな文字でページ数を稼ぐものが多い印象
- 成功した人の成功体験は誰でも当てはまるわけではない。
- 成功した人しか書けないので、基本自慢話。
自己啓発本
上の3点に加えて、良く知らない人に説教されている気分になる。

下記の2点に注意して本をチョイスしました。
- 自慢話ではない
- 説教臭くない

読み放題は、ちょっと読んでつまらないと次の本へ気軽にいけますね♪
Kindle Unlimitedでおススメの3冊!
「しょぼい起業で生きていく」えらいてんちょう (著)
会社勤めができないなら、しょぼい起業をしよう!
会社勤めだけがお金を稼ぐすべではないよ!
と、安定した会社勤めをするのが難しい人たちに優しい提案をしてくれる本です。
筆者は会社員ができなくて普通のアパートを借りずに店舗物件を借りて住んだのが始まりです。お店なんだから開けていて要らないものをおいておくと、勝手に売れていったそうです。そうこうしているうちに商売が回ってきてリサイクルショップになった。
ああ、運がいいんだな、もしくは商才があるんだろうと思ってしまいました。と同時に私にもやれるんじゃないか?と思いました。
偶然のような運のいいようなあまい話は最初だけです。お店は毎日開ける、愛想良くして近所の人を巻き込む、自分のファンを作るというような普遍的な商売上手の人の話になります。結局、ビジネスってそこだよね。と。
作者は、本を書いた時点で27歳だったそうです。お店をやり始めたのは、20代前半です。この本は、若者に向けて書かれています。会社だけが人生じゃないぞと。
大変すばらしいことですが、50歳を過ぎたアラフィフが読むと複雑です。ビジネスマンは行動が早いと書いてあります。そう、早いうちに、若いうちに行動すべきなのです。

……………
気が付いたら椅子の背もたれに頭をのせて天を仰いでいました。漫画やドラマでよくあるシーンですが、まさか自分が本当にするとは!
ただ落ち込んだというわけではないです。脱サラとかお店を始めるとなると、なけなしのお金を工面して始めなければいけないと思いがちですが、コネもキャリアもない人間が一番やってはいけないことなのです。どうせ家賃を払うなら住居をお店にし、手持ちのものを売って初期費用はゼロにしなければいけないのです。
店舗に一人で住んで一人でお店をするのは、治安の問題もあって現実的に女にはなかなか難しいです。とにかく何事も形から入りがちな自分の性格上、もし起業したくなっても、初期費用はかけちゃいけないことを肝に銘じておきます。
アラフィフにもたくさんヒントがある本です。
「破天荒フェニックス」田中 修治 (著)
実際にある眼鏡チェーン「オンデーズ」の現社長が作者です。作者が身売りに出ていたオンデーズを買収し立て直したことを元にした小説です。実名もあって小説と実話の部分がかなり重なり合いゴシップ的な面白さもあります。現在も良好な関係は実名です。
単行本の表紙は眼鏡をかけたイケメンなのですが、作者ではありません。私は表紙のイケメンが本人だと頭に置いて読んでしまいました。顔も良くて経営能力もあるなんて人生は不公平だーと思いました。表紙はたぶんモデルさんです。
社長が書く本なんて、自慢話になるに決まっているのですが、ギリギリ自慢にならないところで止まっています。すごく客観的なのです。
内容は借金まみれの会社を勢いで買い、裏切りや挫折、野望が満載で十分面白いのですが、そのまま映画のシーンになる場面も多くて魅せられました。
タバコを止めるシーン
主人公はかなりのヘビースモーカーで禁煙の風潮をもろともせずに喫煙していた。
と前振りがまずあります。
いつものように喫煙所でタバコを吸っていると、信頼する大切な仕事仲間からタバコ由来の病気になったと告げられます。
「社長、タバコはその一本で終わりにしてください。社長には病気になってほしくないので」とお願いされます。
主人公はタバコがまだ残っているケースを握り潰して、最後の1本を深く吸いこみます。以来、一本もタバコを吸いません。
内装に1千万かけたオフィスでシメ
買収した当初のオフィスは池袋の汚い雑居ビルにあった。海外進出も軌道に乗り会社の未来も見えてきたら、港区の一等地にオフィスを構えた。そして内装には一千万円かけた。汚いオフィスと豪華なオフィスの落差が映画だったらラストシーンに相応しい。
こんな社長の下で働きたいと思いつつ、アラフィフ的にはいきなり社長としてやってきた年下の若造に今までの自分のやり方を否定されたら反発してしまう気持ちもわかります。
ゼロからどころか、マイナスから初めて事業を大きくできるなんてすごいことですが、すごい俺臭はありません。どん底から這い上がる熱い話を楽しく読める本です。
「まんがで変わる 仕事は楽しいかね」デイル・ドーテン (著), 「仕事は楽しいかね?」研究会 (編集)
ベストセラー「仕事は楽しいかね」デイル ドーテン著の漫画版です。
漫画版は、デザイナーになる夢を持ちながらカフェでアルバイトをしているアラサー女性を主人公に原作本の内容をやさしく教えてくれます。
当たり前を言語化すると発見になります。
明日は今日と違う自分になる
「試すこと」を続ける
「明日は今日と違う自分になる」私が一番刺さった言葉です。明日を今日と違う自分にするためには、「試すこと」を続けなければいけないのです。毎日、小さな挑戦の連続なのです。
生きているだけで、昨日と今日は違うのが当たり前なのですが、意識して生きるのはまた違うものです。
若い時から意識していたら、確実に違う50代を迎えられたと思います。でも、もう遅いよなんてあきらめてしまうとそこで終わりなのですよ。30代から見たら遅すぎるけれど、70代から見ると若いから!
現在、原作のデイル ドーテン著「仕事は楽しいかね?」と同「仕事は楽しいかね2」と「まんがで変わる 仕事は楽しいかね」はprime readingで読めます。
デイル ドーテン著「仕事は楽しいかね?」をPrime Readingで読む日常の当たり前を気付かせてくれる本です。
まとめ
読み放題なので、自己啓発本というか人生本というか、日ごろは避けていた本を読んでみたら、すごくよかったです。kindle Unlimitedは、色んな本を読む機会になるのでおススメです。

有料だと失敗したくないから、好みのものしか選ばないものね。
ちなみに漫画も読みました
漫画は最後の巻だけKindle Unlimited対象からはずれていることがありました。例えば、全10巻だと10巻目だけが有料なのです。
良かった漫画
天才と天才に憧れて足掻く人の物語。
面白いのですが、主人公の周りの人たちのスピンオフが広がっていって途中で離脱してしまいました…
全く身に覚えがないのに10年監禁されていた男。
だれが自分を監禁したのか?なぜ監禁されなければいけなかったのか?
命がけで探す物語。
映画版を見たことがあったので読みました。映画版とは全然違う話でしたが、漫画もおもしろかったです。最終巻だけkindle Unlimited対象になっていません。

全く身に覚えがないのに15年監禁されていた男。
だれが自分を監禁したのか?なぜ監禁されなければいけなかったのか?
命がけで探す物語。
+
キリスト教
映画版はカンヌ国際映画祭で審査員特別グランプリを取りました。設定は同じで雰囲気も似ているところが、ストーリーは全然違います。こちらもおススメ!
オールドボーイをプライムビデオで見る
映画版は韓国で映画化されました。韓国はキリスト教国だということがよくわかるストーリー展開。日本人では考えつかないと思う。
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