ボヘミアン・ラプソディ
日本の劇場公開の2018年11月9日からほぼ半年たった2019年4月でもまだ劇場公開されています。とんでもない大ヒット映画になりましたね。アラフィフには感慨深いです。
私は甥っ子と見たのですが、クイーンなんて全く知らない彼らでも楽しめたようです。
Amazon Music Unlimitedでクイーンを聞く♪クイーン
私は年齢的にクイーン世代より少し下です。私のクイーンのイメージはひらひらした服が似合う少女漫画の王子様系のバンド、ただしボーカルは除くという感じでした。キャラの強いフレディは8ビートギャグやミュージックライフの読書欄でよくネタにされていました。フレディの才能なんてまったく分からないアホな十代でした。同学年ではクイーンファンはいませんでした。フレディの魅力は10代には大人すぎたような気がします。
会社勤めをしてから知り合ったクイーンど真ん中世代の先輩もティーンエイジャーのときは、ロジャーに夢中だったそうです。年を取るにつれ、気づいたらフレディの存在が大きくなっていたそうです。
クイーンとの出会い=ライブエイド
そんな私が、フレディのすごさを知ったのはライブエイドでした。
YouTubeなんかない時代に世界同時生中継で外国のライブが見られるなんて、とてつもなく興奮しました。平日でしたが、遅くまで起きてみていました。ビデオ(もちろんVHS)録画もしていました。
ロンドンのウェンブリーアリーナとLAの会場からの中継で、回線状態は安定せずブチブチ切れました。そして、なぜか日本からも日本だけで参加という訳の分からない構成で、中継のライブの途中で日本人アーティストのライブがありました。もしかしたら、不安定な回線状態を考えての構成だったのかもしれないですが、心の底から要らねぇと思いました。
クイーンのときも回線が安定せずにぶちぶちに途切れる回線、乱れまくりの映像にもかかわらず、フレディの圧倒的なパフォーマンスに圧倒されました。そんなときに日本のスタジオの中継に切り替わったりして心の底からの憎悪を日本のスタジオにいる人たちに抱きました。
The Whoの時も回線は不安定でした。司会の一人が南こうせつが、「フーが、フーが」と回線が切れるたびに騒いでいました。クイーンときは、途中で切って日本人アーティストのパフォーマンスしたくせに!なにが「フー」だ!The Whoを当時知らなかった私は憎悪のあまりThe Whoを大嫌いになりました。


翌日の学校では「日本のミュージシャン要らねえ」とみんなで文句を言いまくった思い出。
記憶のライブエイドとシンクロする映画のラスト
この時のライブに圧倒されたのは、私だけではありません。そのあと、クイーンのアルバムがめちゃくちゃ売れたとニュースが流れました。
そんな青春の1ページであるライブエイドの完全再現が映画のラストになっています。
あのとき、とぎれとぎれにしか見られなかったライブエイド。しかも、途中で南こうせつの顔をみなければいけなかったパフォーマンスがはっきりと蘇ったのです。あのとき、ウェンブリーアリーナにはいなかったけれど、同じ時間を過ごしたのはまぎれもない事実。
目の前の大きなスクリーンを眺めているとタイムスリップをしたかのようでした。
「ボヘミアン・ラプソディ」ブルーレイ・DVD発売(4/17)

ブルーレイ/DVDは映画を見たときに何回も見たいから絶対に買おうと思っていました。Tシャツがついているものなどが発売されます。私はコレクターじゃないので、Tシャツが要らないから単品でいいかな?と悩み中です。
予約特典として、アマゾンプライムでクイーンのドキュメンタリーがみられるそうです。
いくつかの種類があってわかりにくいのですが、アマゾンプライムでの購入でも下記の特典が付きます。
- 『クイーン:ブレイク・フリー』ストリーミングビデオ
購入したらいつでも見られるし、ライブエイド完全版だったらこっちでもいいのかも。
フレディ・マーキュリー追悼コンサート
フレディがなくなったあとの追悼コンサートもすごいアーティストばかりではありますが、当日のパフォーマンスがすごい。フレディに導かれたような圧巻のパフォーマンスです。ラストのライザ・ミネリも最高です。


ライブエイドで、マドンナを紹介したのはベッド・ミドラー。
同時通訳の「みんなのってやってることと思います」も忘れられない思い出。
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