
2020年の年越しは上海でしました。
中でも、絶対行きたかった古い中国の町並みが残る「朱家角古鎮」に地下鉄で行ってきました!
地下鉄は2017年に開通したそうです。そのせいか、ググっても地下鉄で行ったことのある人は少ないです。
2019年10月から入村が予約制になったとの情報もあります。しかし、外国人は当日パスポートを見せれば大丈夫ということなのでそのまま行きました。

ちなみに平日の午後に行きました。そんなに混んでいませんでした。
朱家角古鎮
地下鉄で朱家角へ行く
私たちは人民広場駅より地下鉄で行きました。
- 2号線人民広場駅
- 2号線虹橋火車駅
- 2号線→17号線乗り換え
同じホームの反対側の電車に乗るだけ
- 17号線虹橋火車駅
- 17号線朱家角駅
※朱家角駅は終点の一つ手前です。
8元(片道)≒136円

日本も駅のトイレがきれいになったのはつい最近…中国ももうしばらくかかるのかも。
切符の買い方
自販機で乗るたびに切符を買うのは面倒だし、画面を操作して目的地まで買うのは大変です。

前回も交通カードを買って大変便利でした。
前回は、人がいる窓口で交通カードを買いましたが、今回はアリペイ(支付宝)アプリのツアーパスで自販機に挑戦しました。自販機は現金では購入できません。自販機はそこら中にあるので アリペイ(支付宝)ツアーパスか銀聯カードを持っている人は自販機購入がおススメです。


英語表記のほうがわかりやすいかも。
改札の通り方
改札を入る前には荷物検査があります。空港にある機械と同じです。ショルダーバッグや口が開くものは係員に見えるように通り過ぎるだけでいいのですが、リュックサックはみんな機械に通していました。
交通カードはSuicaなどと同じで当てるだけです。ピッ音がしないので不安ですが、バーが回ったり開いたりすればOKです。開かなかったり感度が悪かったりなどのトラブルもありませんでしたし、見かけませんでした。
朱家角駅到着
電車で1時間も行くとビルが乱立する上海市内と違ってのどかな風景です。 朱家角駅に着くころの車内。
人民広場駅から朱家角駅までは1時間ちょっとです。地下鉄はわりと混んでいたのですが、朱家角駅に着くころにはほとんどの人が降りてしまいました。平日の午後だからかもしれません。
- 小さなコンビニがあり
- 朱家角への道案内板があり
- ホームのトイレは和式。紙は無し。
全く初めてですが、中国版グーグルマップの高徳地図アプリを携帯に入れていたので安心でした。

今知った。行く前に知りたかった…
高徳地図は地下鉄乗っていても位置をトレースして乗り換えも教えてくれます。本当に便利!中国に旅行するときは絶対入れていってくださいね!

SIMフリーとかよくわからない人は、Wifiを借りるのもおススメ!
朱家角古鎮に到着
駅から徒歩3分ほどで、朱家角古鎮の大きな案内板があります。信号を渡ったところには輪タクの人たちの売り込みが待っています。でも、そんなにしつこくありません。
さて、案内板に従っていくと古い街並みに入りました。狭い通りを歩いていると、小さなチケットブースの女性に話しかけられました。事前情報だと、予約制になったことや遊覧船と複数の施設を回れるチケットがあると聞いていました。女性に尋ねると、遊覧船はここだとパンプレットを指さします。そのパンフレットにはどうみても船の料金は含まれていませんでした。

ここにもここにも行けるよ!お得!と売り込まれましたが、第一希望の遊覧船には乗れないのでチケットは断って先に進みました。
朱家角古鎮を歩く
タイムスリップしたような石造りの古い町並みは歩いているだけで楽しいです。
意外だったのですが、変身写真館が多かったです。ばっちりメイクで撮るのではなく、簡単にカツラと昔の服を羽織って古鎮をバックにポーズをとっていました。小さな店内を覗くと撮影の順番待ちをしている人がたくさんいました。外国人の観光客はいないようでした。


料金案内も中国語のみ。若者よりわりと妙齢の女性が多かったですよ。
男性は見かけませんでした。
遊覧船
絶対乗りたい遊覧船ですが、 みんなどこから乗っているのかわかりません。水路にはたくさん遊覧船が行き交っているのですが、乗り場がどこかいまいちわかりません。
乗りたいねーと言いつつ、プラプラしていました。
事前情報だと、こんな感じでした↓
- 遊覧船と施設の抱き合わせチケットがある
- 6名定員1艘の値段なので、6名集めなければ高いお金を払わなければいけない。
行き交う遊覧船を見ていると、ほとんどが2名で乗船しています。

みんな金持ちなの?
遊覧船のルートがわからない

どこに連れていかれるの?
迷路みたいな町を歩いているだけで楽しいのですが、強烈に疲れます。行先が分からないとまたそこからどうやって駅に戻れるのか?不安なのです。
疑問に思いつつ歩いていると、入ってきたところの反対側の入り口に着きました。たぶん。


正直、自分の居場所はどこだかわかってない。
近くに人が並んでいる遊覧船の乗り場がありました。グループで乗り込んでいる人たちもいれば、2人だけの人たちもいました。
チケット売り場の料金表に80元/一人と書いてあったので、友人と80元ずつ出しました。すると、いっしょに乗るんじゃないの?的なことを言われ、80元しか取られませんでした。
船はちょうどいい具合に私たちが歩いてきた方向に向かって進みます。10分ほどの乗船でしたが、下から眺める古い町並みも面白いし、歩かずに済んでよかったです。
船頭さんは無言で漕ぎます。 奥に見えるのが放生橋です。

手漕ぎのスピードが古い町にちょうど良い。

古鎮で中国茶を
私たちが入ってきたところは、カフェが多いエリアでした。朱家角観光も終え、帰る前にお茶で休憩を取りました。
コーヒーなどもありますが、私たち伝統的な中国茶をいただきました。

カフェのマスターが見せてくれた翻訳アプリは、中国語→韓国語だった(笑)
お湯のおかわりは無料です。お湯の入ったポットもテーブルにおいてくれました。50元とお高いお茶ですが、3回は軽く出ます。

マスターがお作法通りに入れてくれたお茶を飲みながらゆっくり過ごしました。窓越しの水辺はいつまでも眺めていられるようでした。外に出ると、赤い提灯に明かりが灯っていました。

食べ歩きよりお茶を推したい
まとめ
事前情報と実際現地で違ったこと
- 入村は予約制になったので、外国人はパスポートが必要
- 遊覧船と複数の施設の抱き合わせチケットがお得
- 遊覧船は、乗船人数が少ないと高い
- 入村は予約制ではなかった
- 遊覧船と複数の施設の抱き合わせチケットはなかった
- 遊覧船は1艘の料金を払う
超個人的朱家角の楽しみ方

食べ物屋さんはたくさんあって、みんな食べ歩きをしていました。でも、個人的にはあまりそそられず…
出かける前に蟹みそ小籠包をお腹いっぱい食べたせいもあって、全然お腹が空かず、朱家角ではなにも食べませんでした。テイクアウトのお店だけではなくレストランもたくさんあります。季節柄か蟹推ししてるところが多かったです。

細かい計画を立てずに楽しむのがおススメ!
地面は固い石です。そして、高い橋を渡ることも多いです。アラフィフには結構キツイ…計画的に観光を進めるのではなく、成り行きで街歩きを楽しむのがおススメです。


体力に自信のない人は、ツアーでサクッと回るのもいいかも!?

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