Appleが開催しているToday at Apple の[AR]Tウォークに行ってきました。
Today at Appleとは?
Apple Storeで開催される無料のセッション。AppleIDを持っている人ならだれでも参加できます。基本無料です。

[AR]Tウォーク
私は拡張現実[AR]体験に参加してきました。友達も誘ったのですが、都合が合わず1人で参加しました。
フォトスキル:iPhoneで写真を撮ろう
実はToday at Appleに参加するのは2回目です。
iphoneXsに買い替えたすぐ後に「フォトスキル:iPhoneで写真を撮ろう」に参加しました。iphone6から4年ぶりの乗り換えだったので、新機能を知りたいなということで参加しました。30分ととても短いイベントだったのですが、意外な知らないこともあったのでよかったです。
申し込み方

Today at Appleのサイトで参加したいイベントを探して申し込みます。
[AR]Tウォークは特別企画なので、満席になっているところも多かったのですが、日にちや店舗を変えて探すと空きがみつかりました。
ジーニアスバーの予約みたいになかなか空きがないなんてことはありません。

通常のイベントはわりと空きがある印象。無料なのにみんなあんまり参加しないのかな???
内容
- 場所:Apple新宿店
- 所要時間:2時間
- 人数:8名+Appleの人3名
当日は37度予報の強烈な暑さだったのですが、Apple新宿店の新宿三丁目から歌舞伎町あたりまでをぐるりと回りました。
事前の注意事項
- トイレ休憩はない
- 気分が悪くなったりしたら無理をしない
拡張現実[AR]体験とは?
スマホゲームのポケモンGOもARです。私は、ポケGOのヘビーユーザーなのですが、ARモードにすると重いからあまりやっていません。
今回は、Appleが開発したアプリをつかって町中に散らばっている[AR]Tを鑑賞するとのこと。正直、始めるまでイマイチどんなことが起きるのかわかりませんでした。
Appleが開発したアプリをつかうということで、iphoneXS MaxとBeatsのヘッドフォンが1人1台貸してもらいました。



ヘッドフォンはあまり好きではないのですが、貸してもらったBeatsは小ぶりで耳も痛くならず良かったですよ。
コース
やり方は、アンカーとなっているところをカメラで写すとアートが始まります。その場でじっとみるのではなく、スタッフさんに誘導され歩きながら鑑賞します。作品は自動で終わります。だいたい数分です。
- StartApple Store新宿店の前の伊勢丹
当日の日付がタイトルのように表示される
- アンカー1新宿三丁目の住所の看板(末廣亭の近く)
Pipilotti Ristの作品
- アンカー 2ゴールデン街の入り口
Nathalie Djurberg & Hans Bergの作品
- アンカー3ゴールデン街を通り抜けたところ(テルマ~湯近く)
Carsten Höllerの作品
- アンカー4歌舞伎町2丁目からのゴールデン街の入り口
John Giornoの作品
- アンカー5新宿東口駅前広場
Cao Feiの作品
- アンカー6モア4番街
Nick Caveの作品
- アンカー7靖国通りのビル
フィナーレ
新宿三丁目の住所の看板(末廣亭の近く)→Pipilotti Ristの作品

シャボン玉風船のようなのが空中に浮かんで、文字になったり生きているみたい動いていました。音楽は叫ぶ系で部屋で一人で聴くのは嫌ですが、晴天の中の歌舞伎町で聴いているのがシュールでした。
近くの末廣亭では大行列ができていました。何事かと見てしまいましたが、並んでいる人たちは、ヘッドフォンをしてスマホを上に向けている私たちを見ていました。
ゴールデン街の入り口→Nathalie Djurberg & Hans Bergの作品

音楽家とクレイアニメのコンビです。メッセージが吹き出しのように出てきて、英語だということもありますが、歩きながらだとほとんど内容が頭に入ってきませんでした。動いていると次から次へと吹き出しがでてくるのが、昔あったセカイカメラっぽかったです。木の中に住んでいる人までの道のりを案内するような吹き出しだったみたいです。
ゴールデン街を通り抜けたところ(テルマ~湯近く)→Carsten Höllerの作品
穴があって入るともう一つの現実世界だった…みたいな作品でした。すごく体験型アートで、急に線画の世界に飛び込まされます。運命の赤いものや同じ色の輪っかを重ねると現実社会に戻ってくるみたいな作品でした。もっと長い間遊びたかったです。
歌舞伎町2丁目からのゴールデン街の入り口→John Giornoの作品
アンディ・ウォーホールと同時期に活躍していた詩人。文字がでてきて、ゆっくり読み上げてくれるので、英語の勉強にもいい!最後は新宿の空に向かって文字が飛んでいって詩的でした。
新宿東口駅前広場→Cao Feiの作品

ベルトコンベアーで運ばれている荷物や工場にあるスイッチが実際に触れます。投げたりできるようでしたが、私はうまくできなかったです。太陽でスマホの画面があまりみえないんですよね…
モア4番街→Nick Caveの作品
バーチャルペット(具体的な動物の形はしていません)を作成し、一緒に歩きます。見た目や性格を簡単に選べて、私は好奇心旺盛にしたのでお店のドアノブに近づくことが何回かありました。
靖国通りのビルでフィナーレ
アンカーのビルを移すと透明な人のようなものが見えます。グループみんなのバーチャルペットを吸い込んだ色がついて完成?です。
最後
Apple Storeに帰ってから、自分のiphoneに画像と映像をAirDropに落として終了です。
iphone持ってなくても参加はできますが、AirDropできないと、どうするのかわかりません。Air Dropできるデバイスを持っていきましょう。

まとめの感想
正直、アーティストは誰も知りませんでした。人がたくさんいる中を歩いているのに作品の世界に入りこめました。美術館で見るのとはまた違った感じでした。美術館にいる人たちは、基本同じものを見に来ているという共通点があるわけですが、今回の鑑賞方法だと、周りに歩いている人はまったく関係のない人です。そこに作品があることもまったくわからないわけです。デバイスを持ってないと見られないので。それが新しい感覚かなと思いました。
問題は、集中できるので、関係のない通行人とぶつかる可能性があることですね。これはポケモンGOでさんざん問題視されていることです。
でも、ARはいつもの現実に違うものが入り込むことが楽しいわけで…難しいですね。
おまけ
実は、Apple Store内でNick CaveのAR作品が見られるのです。
Apple Storeアプリでお店にチェックインすると、メニューにAmassがでます。それをクリックし、指示通りにするとみられます。キラキラしてすごくきれいでしたよ!
やってる人は私一人だけだったので、少し恥ずかしかったですが…

イベントに参加している人はほとんどが1人参加でした。
1人でも気にせずに参加して楽しみましょう!
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