
前回「【仕事時間が半分になるWordの使い方】編集記号を表示する!」は編集記号を表示して触りやすくしたよね。今回は、これを元に次回から楽に使える方法を考えて行こう!
本日のメニュー
- 日付を挿入し、自動更新にする
- タブの設定、配置を変更して右詰めにする
- 表の編集、行削除・幅をそろえる
- フォントの変更
次回から楽になるための修正

考え方のヒントは、毎回入力しなければいけないところはどこか?から考えるといいよ。

まず、日付だね。毎回入力しなければいけないのは面倒すぎる。

そうだね。あとは自分の名前もいつも同じだよね?これはみんなで使うのか?それとも自分だけが使うのかで変わるね。

いまのところ自分専用かな。

そうしたら、名前は入れてしまおう。指導担当者も同じ人だったら入れてしまおう。
日付の挿入と自動更新
1. ドラッグで日付部分を選ぶ(削除してもこのままでもOK)
2. リボンメニューの挿入をクリック
3. 日付と時刻を選ぶ
4. 言語の選択→カレンダーの種類→「自動的に更新する」にチェックを入れる→OKをクリック

これで、開くたびに日付が自動で更新されるよ。
タブの設定

今のままで「指導担当者」と「作成者」に名前を入れると下図のようになってしまうね。
「指導担当者」と「作成者」の間にタブを入れる

上図のように武と作の間にカーソルをおいてキーボードのtabキーを押してみて。

作成者は右詰めにしなきゃいけないよね。

右詰めにすると「指導担当者」まで右に来てしまうね。タブをもっと入れて右においやる?

そんなことをしてもきれいに右詰めにならないよ~。

じゃあ、全角半角スペースを使って微調整する?
タブ設定の配置を変更する

ダメダメ!前回「【仕事時間が半分になるWordの使い方】編集記号を表示する!」で表示させたルーラーの左端にカギカッコの片割れみたいなのが見えるよね

寸詰まりのLみたいなのね。

そこをクリックすると向きが色々変わるんだ。
」の形になるまでクリックしてみて

タブを右揃えに変更したら、カーソルは「指導担当者」の行に置いたままで上のルーラーのどこでもいいからクリックして押したままにしてみよう。」が出てきたね。押したまま右端までドラッグしよう。

右詰めにした作成日ときれいに揃ったね!

これで、毎回入力しなければいけない3つがなくなったね。

本の少しの短縮だけど、積み重ねると大きいね。
次はこのままだと面倒なところを修正しよう。

手書きだと罫線があれば書きやすいけど、入力するときには必要ないかな。このままだと1行1行入力しなきゃいけないし…
表の編集

1行単位の罫線は消して、大枠だけにしよう。
表の行の削除

表はdeleteキーで削除できないんだ。
1. ドラッグで消したいところを選択
2. 右クリックで出てくる表削除のアイコンから「行の削除」を選んで削除する

同じやり方で、全部の罫線を消してしまおう。

上図のようになったかな?
罫線はすべて実線のほうがいいね。すべて選んで変更しよう。
罫線を変更する

表にカーソルをもっていくと、左に十字のような記号が出るよ。そこをクリックすると表全体が選択されるよ。
1. 上に出てくるメニューより罫線アイコンのプルダウンをクリック
2. 「格子」をクリック

全部実線になったね。

書くところがなくなったね…

まだ終わってないよ~。
項目は同じ大きさにしよう。これも一瞬で出来るよ。
表の大きさを変える
1. 一番下の罫線を掴む

2. 記号に変わったら罫線をぐっと掴んで下までドラッグ
3. 左上の十字をクリックして表全体を選択
4. メニューのりぼん「表ツール」→「レイアウト」→「高さをそろえる」

一瞬で全部が同じ大きさになったね!
フォントを揃える

最後に、Ctrl+Aで全体を選んで文字を設定しておこう。これで次からは文字入力だけすればよくなるよ。

フォントはMSゴシック、MS明朝にしていると印刷時に文字化けすることもなくてお勧めだよ。

個人的に英数字用のフォントは日本語と同じではなく英字フォントを使うほうがきれいだと思う。